学生×教員

学ぶひと
  • 作業療法学科2年
    木村 祐太 さん
    宮城県涌谷高校出身
    社会人経験者

  • 作業療法学科2年
    加藤 麻越 さん
    秋田市立秋田商業高校出身
     

  • 理学療法学科2年
    伊藤 麻衣 さん
    宮城県名取北高校出身
    社会人経験者

  • 理学療法学科2年
    長沼 寿弥 さん
    岩手県立盛岡商業高校出身

教えるひと
  • 作業療法学科教員
    櫻井 直人 
    作業療法士歴13年

  • 理学療法学科教員
    吉田 望 
    理学療法士歴22年

何でも聞いちゃう生徒と何でも話せる先生との、意外にまじめな放課後トーク
  • 櫻井:ではまず、みんながなぜこの学校に入ったのか教えてもらえますか?
  • 長沼:高校時代にケガで入院した時に、理学療法士(PT)という仕事を知りました。
    膝が全然曲がらなくて、看護師さんがいないと起きることもできなかったんですが、PTさんが「ちょっとごめん」って、時間外に腰を治療してくれたんです。その後、恐る恐る曲げてみたら「あれ?曲がる!」って(笑)。膝を治すのに腰を治療するんだと驚きました。それで、他はどうなってるんだろうと興味が湧いて、PTを目指すようになりました。
  • 加藤:私は元々高齢者と話したり、高齢者施設でボランティアをするのが好きでした。介護福祉士を考えていた頃、先生に作業療法士(OT)について教えてもらい、精神面でのサポートができると聞いて興味を持ちました。
  • 櫻井:加藤さんは秋田だよね? なぜこの学校に?
  • 加藤:秋田には大学しかないので。少人数制で、3年間で学べるということでこの学校を選びました。分からないことがあってもすぐ聞けるのが良いなと思って。
  • 木村:僕はPT志望で学校説明会に来て、櫻井先生と話をした時、OTは精神面も見られて仕事の幅が広いという話を聞いたのが、OTを選ぶ決め手になりました。
  • 櫻井:おぉ、僕のおかげってことだよね。
  • 木村:(笑)そうですね。僕は社会人経験者なので、学校に社会人経験者が多いことも安心材料でした。
  • 櫻井:OTとPTの違いは、分かりにくくなかったですか?
  • 吉田:運動機能のプロであるPT学科には、スポーツをしていた子が多いですね。でも実際には、スポーツだけじゃなく、病院や高齢者施設、子どもの施設など色んな領域で活躍の機会があります。OT・PTが両方関わって、運動機能と精神の両面から支援することも多い。
  • 伊藤:運動面はPT、心理面はOTと分かれるんですか?
  • 櫻井:分かれてはいないんだけど、OTは特に、体と心の相互関係を重視するんです。体を動かすと気持ちが明るくなるし、落ち込むと体調が悪くなるでしょう?OTはそういう部分を上手に使って、心身両面からアプローチします。その人が〝やりたい事〟を通して、心身の回復を図るんです。授業で籐カゴを編んだりするのは、自分がその作業にどの機能を使うか、分析する時間でもある。
  • 吉田:伊藤さんはもう将来のイメージがあるの?
  • 伊藤:いえ、臨床実習に出てから固めようと思っているんです。今は漠然と、地方や在宅ケアなども幅広く経験できる大き目の医療施設をイメージしています。
  • 吉田:これからは在宅も重要なんだよね。今からその言葉が出てくるのは立派だと思います。
  • 長沼:先生達もずっと現場を経験して来たんですよね?
  • 吉田:今も週1回は現場に出ますよ。PTになって22年になりました。みんなが生まれる前からPTですね(笑)。
  • 伊藤:今までやってきた中で一番嬉しかったことは…?
  • 吉田:沢山あるけど、脳の病気で歩けなかった患者様でずっと一緒にリハビリしてきた方が、平行棒の中で独りで歩けた時は本当に嬉しかった。冗談で「車椅子からの卒業証書」を渡したんですが、泣くほど喜んでくれたのを覚えています。人と関わる醍醐味を感じましたね。
  • 木村:卒業したらすぐ現場なんだと思いますが、学校や実習で得た経験はすぐ使えるものですか?
  • 櫻井:んー、正直、使えなかったね。新人の頃は先輩にすごくサポートしてもらいました。その頃の後悔やできなかった悔しさはよく覚えてます、今なら違うのにって。でも、教わりながら成長すれば良いと思うんだよ。
  • 加藤:OTに向いているタイプってあるんですか?
  • 櫻井:いや…むしろOTは、自分が得意なことを活かせる職業なんだよ。ものづくりでもスポーツでもいいし、音楽をリハビリに活かしている人もいます。みんなは実際に入学してみて、どうでしたか? 良かった?
  • 長沼:もちろん。最近上級生の話を聞く時間があって、自分が知らない情報や知識を教えてもらいました。興味があることは授業以外でも学びたいと思いましたね。
  • 加藤:私も、実技を先輩と合同で学べたのは良かったです。緊張しますが、1:1で教えてもらうと分かりやすいですよね。車椅子への移乗など、同級生だとつい介助しやすくしちゃうんですが、先輩は逆にあえて力を入れていました。おかげで、試験でもうまく対応できました。
  • 木村:放課後残って勉強している時に、先生達が見に来て個別に教えてくれるのもすごく助かっています。
  • 伊藤:先生によっても、色んな得意分野がありますよね。自分が興味のある分野は、誰かしら先生が詳しいので、聞けばどんどん学べるのかなと思っています。
  • 吉田:なるほどね。先輩や教員と距離が近いのは、この学校の、少人数ならではの良さですね。今日は色々参考になりました。みなさん、ありがとうございました。

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